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しかし‼10分44秒に着信が‼『うそ…でしょ』 恐る恐る電話に出た。電話の向こうでは、砂嵐のような音の中にかすかに聞こえてきた。『て……に』 なんて言ってるのか聞こえない…声は少しづつ大きくなり…『てん……かった……に』……『転送すれば死ななかったのに‼』怒りあふれる恐ろしい声だった
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