プロローグ 最悪の日

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  久しぶりの休日。 今日は、パパとママと前の学校の子達に会いに行ってみよう! そう思ったのが、事の始まり。 少女が、街に着いたと同時に人が次々倒れた。 友人、先生、近所の人…家族…。 パパ?ママ?どうしたの? あれ?つめたい… 「パパ?!ママ?!」 少女は訳もわからず一人取り残された。 「くっそ…遅かったか…。」 そのとき一人の男の人が少女の前に現れた。 「水原ひかり、お前はあの契約を何故破った?」 男の人は苛立ちながら少女-ひかりに向かって質問した。 「…けいやくって?」 「知らないのか?…転校するときに何か言われたりしなかったのか?」 「…あまり外に出るな、って言われただけ…」 「チッ、あいつら…。お前は今日から俺のチームに入れる。お前の知らない…いや、知らされていない事を今から教えてやる。もう、こんな悲劇を起こさないために、な…」 その男の人は私をつれてこの町から離れた。 そして私は、新しい町と新しい人に出会ってたくさんの事を教えてもらった。 それから、二年後。  私はまた新しい任務先に転校することになった。
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