序章

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3日程振り続いた雨がようやく上がったようだ。 空を見ると、夕陽が沈みかけている。 「ラファイン様」 今日分の仕事を終えて、お茶でも飲もうかとしている所だった。 「何だ。仕事なら片付けたぞ」 お茶を飲みながらそっぽを向く年下の上司にもう1歩近づいて、話しかけた。 「ラファイン様、王が、現れたかもしれません」
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