小さい悪魔

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「帰りたい。」   「いや、帰ってきてるじゃん。馬鹿?」   「SEN、相手にしないの。」   SENと呼ばれたのはその中で唯一の少女。 歳の頃は15、6歳だろうか。 モデル体型の美少女。 髪は溢れでる泉の青。 瞳も青く顔立ちも美しい。   「とりあえずIのところ行かなきゃ。KAI、そこの馬鹿、放置して行こう。」   KAIと呼ばれた少年がこの少女と並んでの美少年。 それもそのはず。 この二人はふた…   「僕の紹介!」   ふた…   「僕の紹介は?!」   ピシッ 殺せ…。   「いじめだぁああああああああああ!!!!」   うぅんっ この二人は双子である。 といっても二卵性双生児。 SENと…   「あーぁ。TSUKIのせいで作者ぐだぐだじゃん。」   もういいです。 さてSEN、KAI、TSUKIと呼ばれる三人が入ってきたこのビル。 ここに彼ら三人がなんのようで来たのか。 わかったかたはいるのだろうか。   「とりあえず死体放置して、行こうか。」   KAIの掛け声と共に一人を放置してひとつの扉を開いた。
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