第1話・・・声を下さい

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声が出ない… 声が出ないよ… そう心の中で言いながら私は病院を抜け出して外を出歩いていた。 すると変な道に迷い込んでしまった… ここは何処? 周りを見回していたら、一軒のボロボロな家?… 違ぅ…店だ。。。 入ってみようと思ってドアをノックしてみた。 中から声はない… 扉はなぜか閉まってないような気がした… ドアをそ-ッと開けてみると…そこには気味の悪いおばあさんが座っていた… するとこちらに近ずいて来て話し出した。 私が声を出せない事を知っているかのように… 『あんた…声がほしいのかい?』 そういわれると私は自然と頷いた。 そうすると不思議なビンをおばあさんは取り出してこう言った。 『飲むがいい。』 私はビンを受け取り入っている液体を迷わず飲んだ… その後におばあさんはこう言った。 『声を出せるようになっても決して歌うんぢゃない。歌ぅと…
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