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[家…]
母親は、なんで話せるようになったのかしら?と毎日のように言っている…
家に帰って来て1週間を過ぎた時だ。
夢をみるよぅになった
一匹の蝶が飛んできて
私にこう言うのだ…
『歌をありがとぅ…』
いつもそこで目が覚める。
あれから3年たって、私はもう20歳…。あの夢は2年前から見らないようになった。
私は約束を守り今も歌を歌ッッてはいない。
ある日…飲みに行こうと友人に誘われた。
私は勿論『行く!』と言った。
待ち合わせ場所に行くと男が三人…友人が二人…
ぇ?合コン…?私は騙されたのだ。
男『ぢゃ、行こっか♪』
私は、『どこに…?』と心の中で思いながら皆にィライラしながらも着いて行った…。
それに…今帰ってノリが悪いと思われるのもィャだった…。
男『着いたよ。』
そこの店にはカラオケハウス SONG…
と書かれている。
私は店の前で少しためらった…
『歌ったら…』
頭の中にその言葉が過ぎった。
でも、着いて行くだけ。
皆の歌を聞くだけだから…。
そう私は自分に言い聞かせながら友人達と店に入って行った。
私達は自己紹介をして、それから歌う事になった。
でも、私は歌はイャだと断った。
でも皆があまりにも楽しそうにして、私を誘ってくるので…
少しくらい…少しくらい歌ってもいいょね?別に何も起きないよね?
だって…あれは夢だったんだから。
そう甘い考えを自分に言い聞かせ『歌うッッ』と言ってしまった…
『ミズキ-?ミ-ズ-キッッ?次ミズキの番だよ-?』
そうミキが言うので私はマイクを手に取った…
戸惑いながらも歌ってしまった…
久しぶりの歌…
変ぢゃないかな…?
私はもう[あの事]は忘れて気合いを入れて歌っていた。
すると…皆が聞き惚れているのが分かった。
『ミズキ…歌ぅまい…』
友人が声を揃えて言う。
『ミズキちゃんやべぇ-めちゃくちゃ声ァユに似てる…』
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