1-2 アケミとマユミの復讐

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サクーシャ「結構狡い技だなぁ…」 アケミ「お褒めの言葉どうも…」 サクーシャ「けなした筈なのになぁ…」 マユミ「状況においての立場かな…?」   いきなりサクーシャの目付きが本気になった   サクーシャ「ならば、無限斬"飛"でどうだ!」 アケミ・マユミ「……薔薇の結界…」   遠距離攻撃も弾かれた   サクーシャ「!」 アケミ・マユミ「黒薔薇真拳"種子弾"」 サクーシャ「がはっ!」   ダメージは今一つだったがこれから恐怖が襲って来る   サクーシャ「まだまだ…っ!?」 アケミ「もう効き始めたの…?」 マユミ「種子弾の毒が…」 サクーシャ「っ…立てない!」   サクーシャは動く事すら立ち上がる事も出来ない   アケミ「種子弾は一発一発に特別な毒を染み込ませた物…」 サクーシャ「何っ、ゴフッ!」 マユミ「全身麻痺から吐血そして最後は死…」 サクーシャ「ゴハッ、ゴハッ!」   吐血が酷い   アケミ「この毒を解くには…」 マユミ「私達を殺す事…」   なんと卑劣で無情な条件!   リオ「倒せば良いんだな…」 サクラ「本気で行くぞ!」 シノ・ミユ・リン「おうっ!」 アケミ・マユミ「……ニイッ…」   だがシノ達の攻撃は見透かされるかの如くかわされる   アケミ「貴女達も食らう…?」 マユミ「種子弾…」   容赦無く撃ち込む   リオ・サクラ・シノ・ミユ・リン「うわああっ!」   そして直ぐに毒が身体中を蝕まれる   シノ「ううっ…」 ミユ「苦しいっ…」 リン「もう駄目っ…」 サクラ「くそっ…」 リオ「ぐああっ…」   全員種子弾の毒に侵されていく   アケミ「残念でした」 マユミ「サクーシャも死んだし…」 リオ「っ!」 サクーシャ「………」   願いも虚しくサクーシャは屍になった   リオ「諦めないっ…」 アケミ「もう無意味なんだよ!」 マユミ「サクーシャが死んだ時点で!」   二人は容赦無くリオの心臓を突き刺す   リオ「うわああっ!」 サクラ「リオっ!、ぐあっ…」   サクラはまだ行き伸びているがシノ達は倒れた   アケミ「貴女には特別な種子をあげようか…」 マユミ「終焉に美しい薔薇を」   刺しているレイピアの先にリオの心臓に種を入れる   リオ「あああっ!」 サクラ「リオ…っ…」   リオの心臓から薔薇が咲き始めた   アケミ「バイバイ…」 マユミ「愚かな戦士達よ…」 リオ(……もう無理…誰か…助けて…)   すると涙を流す   アケミ「無理無理っ」 マユミ「泣いても助けは来ないよ」   スパンッ   咲きそうだった薔薇が切れた
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