―不安。

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携帯電話見つめて 花音(カノン)は溜め息を吐いた。 ねぇ。 悠(ユウ)はあたしの事好きじゃないの?? 部屋で一人ぼっち、 あたしは携帯握り締めて 悠の連絡を待っていた 悠は仕事で忙しい。 出張も多い。 そんなことは解りきった事だから、 あたしだって我慢してる。 だからなるべく 負担かけちゃいけないって、 連絡を待つ側に徹してるんだけど‥ さっき珍しく悠からメールが来た。 「花音、何してんの?」 って。 メールがきたってだけで嬉しくて、 「お風呂入って、ご飯食べて、  後は悠の事考えてたよ❤」 なんてメールを送って ドキドキしながら返信を待ってたら またすぐにメールが来たの。 悠専用の着信音ににやけたのもつかの間、 メールを見てびっくり。 「そっか」 ‥‥‥それだけ!? でもね、あたしは負けじとまた送信。 「悠は忙しいのかな? 今、何してるの?」 ____3分後 ~♪~♪~ 「仕事」 ‥‥‥
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