去年の春

4/4
119人が本棚に入れています
本棚に追加
/85ページ
だから 席はユウキの隣だった 授業㊥もずっと 隣に居るし 休み時間 ユウキはいつも外に飛ぶようにいくのに ずっと席に座ってて 本当にずっと 私の事好きなのかな.... あんなに酷い ふり方したのに..... って なんだか 一途なユウキの視線に また 心を寄せてしまうようになっていったの....... それからまた ユウキとは仲良くなってた でもこの気持ちが 好きって 言えるのか わかんなくて.... もし好きでも 自分からふって 好きなんて 都合のいい事言えないし..... そして私達はお互いに好きとは言わずに 付き合ってた時以上にどんどん信頼していって. 大切な存在となった。 だけどまだ私は 好きって気持ちには なれなくて もしかしたら 一途に私を 想ってくれるユウキが これから先も ずっと追いかけて くれるような気がして 自惚れたのかも しれない.... そんな日々を過ごして もう次の春を 迎えようとしていた
/85ページ

最初のコメントを投稿しよう!