泊まり。

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(脩平)   大学生になっても、高校の時と変わらない真優。   ずっと見てても、飽きない。   これからも、何も変わらないままの真優で居てくれたらいいのに。   そんなワケにもいかないのだが。     「先生は、いつ頃帰りますか?」   「あ?明日、帰る。」   「へっ?」   俺が、物事を早めに言うものだから、真優は戸惑っていた。   そりゃそうかもしれない。   何せ、俺が今まで真優のところに泊まった事も、『泊まりたい』って言い出した事もないんだしな。
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