泊まり。

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―夕食。   何故か、藤森がいる。     「おい、何で藤森がいるんだ?」   「俺は、真優にご飯を作ってもらってるんです。親の命令でね。 伊藤先生こそ、何故ここへ?」     藤森は満面の笑み。   その笑顔が、妙に憎たらしく思える。   「俺は、こいつの…。」   「『恋人』だからですか?」   「……。」     藤森は分かっていたらしい。   俺と真優が付き合っていたこと。
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