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遅刻したら大変
放送委員「今から朝の放送を…」
朝の放送とともにみんな学校に集まりだす時間、違う事をしている子がいるかもしれない
例えば彼女みたいに…
母「春!いい加減起きなさい!遅刻するわよ!」
春「あと5分…」
母「遅れてもしらないからね!」
春「くー…」
場所は移り学校の教室
秋奈「春が遅刻するかしないか今日も賭けない?ねぇ夏子~」
夏子「遠慮!賭けしてあんたに勝ったことあらへん」
秋奈「ちぇ…なら冬花は♪?」
冬花「…………イヤ」
秋奈「ノリ悪いなぁ皆さん…あたしなら間違いなく遅刻だと思うけど」
夏子「そら私かてそう思うけど…賭けやねんからみんなが遅刻に賭けたら意味あらへんやん…だからやらへんの」
秋奈「ごもっともな意見ですね」
冬花「………うん」
秋奈「今日もまた遅れたら20回目だね♪」
夏子「記録更新するで」
とことん遅刻すると思われている春
可哀想ではあるが事実なのでしかたない
キーンコーンカーンコーン…
授業開始のベルがなる
その瞬間を狙ったかのように先生は教室にはいってきた
先生「早く席につけ~!」
生徒達は慌てふためきながら自分の席につく
先生「それでは出席をとるぞ」
先生「宮野、」
宮野「ハイ」
先生「松岡」
松岡「はい」
先生「江川」
江川「はい」
先生「桜坂」
「………………」
先生「また遅刻か…いつになったらまともにくるんだ…」
先生の願いはもしかしたら一生叶わないかもしれない…
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