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「……」
口を閉じる。ここまでが、中学の俺の話だ。誰に話してるのかって? そりゃあ、誰でもない。自分自身だ。
これで、俺のLIFEが終わったわけじゃない。まだ、続きがある。今回のことなんか比べ物にならない、重い十字架を背負いながら。
もっとも、俺も知らない未知の道だ。無限のLIFEだ。誰かに決められるわけじゃ、無い。
さてと、コレぐらいにしとくか。もう、会うことも無いだろう。
見渡す限りのグラウンド。どこまでいっても同じ景色、同じ土、同じ空。
そこで俺は、中学生の事を語り終えた―――
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