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しかしそのジイサンをみて俺はエリックに思わず聞いた。
「なあエリック、ほんとにあのジイサンか?
とても金持ちにはみえねぇぞ、場所間違ってんじゃねぇか?」
家はボロボロだし、車もポンコツって言うのがお世話になっちまうくらいの代物だし....。
「ティム、この俺の腕を知ってるだろ~?
わざわざ衛星もハッキングして確認もしたんだぜ!!」
そう言いながら自慢のエリック特製PCをティムにみせた。
「わかった、お前の腕は一流だ、信じるよ。
ところでチャド、一人あたりの報酬はいくらになる?」
「だいたい200万ドル前後かな」
それを聞いてダニーは興奮したようすで話し出した。
「さっさと乗り込もうぜ!!あんなジジィすぐ殺せらぁ!」
俺たちはゴードン邸の前に車を停めて、そういう話しをしていた。
「奴はもうすぐ寝る、その時を狙うのだ」
マークスはそうつぶやきナイフを研ぎ始めた。
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