祝宴の時

2/8
前へ
/24ページ
次へ
      ヴァイス達が旅に出る   12年前・・・ 封印岩を守護する村 “カパスト”に 一人の青年が住んでいた ???「・・・フゥ・・・!」 青年は 玉のような汗をかきながら せっせと畑を耕している 村人「フィーブさん! そろそろ休憩しましょうや!」 フィーブ「・・・! そうですね・・・!」 麦わら帽を被った 中年の村人に誘われ “フィーブ”という青年は 作業の手を休める 村人「ささっ、どうぞ   つまらない物ですが 差し入れです」 フィーブ「あっ、 どうもありがとうございます」 フィーブは 村人にお礼を言いながら 差し出されたおにぎりを 口にくわえる 村人「ホント いつもすみませんねぇ   “封印岩の守護者”のあなたに 畑仕事を 手伝ってもらって・・・」 フィーブ「いいんですよ   こんな平和な世の中じゃ “封印岩の守護者”なんて 暇でしょうがないんですよ   好きでやっているんですし 気にしないでください」 青年は微笑みながら 村人に答えた
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加