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かぁちゃんは働きだした。結婚前に取得したマッサージ師の免許を握り締めて、親父の借金を一人で必死に返済する決意をした。
しかし…10日で一割当たり前な時代だったらしく…女一人では限界が見えて来た…
ある朝…
借金取りが家へ来た。
家具、白黒テレビ、冷蔵庫、てんとう虫のレコードプレイヤー…
その他すべてお金がつきそうな物に赤いシールを貼って行った…
いわゆる、サシオサエってやつ。
借金取り『返済期日までに耳揃えてきっちり返してもらうよ、守れなければこのステッカー貼った物全て引き取らせてもらうからなッ』
母『……私達にも生活があるんです、お金はなんとかしますから…そッ…そんなこの子のレコードまで取り上げないで……毎日楽しみに聞いてるんですから…』
ドリフのコントかッ💦
もう限界と思った母親は、親父の兄貴に相談し親父側の親戚に半分借金を出して貰う事になった。
そんでここまで来たら家庭裁判所へGO✊💨
いない親父との離婚の相談。。
この日、家裁の前で…かぁちゃんと俺がニッコリ笑う記念写真がある。
かぁちゃん曰く…
『人生最大の決断の時!』
写真に残して何が悪いのよ?
誰がシャッター押したか今でも謎ですが…
そして…どんな手順で離婚が成立したのか、これも謎デス。。
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