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サトシ
「スカイがラティオスだったって、どういう事だよ!?それにカノン、“やっぱり”って事は知ってたのか!?」
カノン
「“知ってた”というより、“だと思ってた”が正しいわ」
サトシ
「どういう事だ?」
カノン
「スカイ君の腕がポケモンの腕に変わっているのを見て、何のポケモンのかすぐわかったわ。それで、スカイ君はラティオスなんじゃないかって……」
サトシ
「ふーん、そうだったのか……」
そう言うとサトシは今もまだ気絶している、スカイであろうラティオスを見た。ラティアスが心配そうに彼──兄・ラティオスによく似たスカイの手を握りしめている。
ラティアス
『お兄ちゃん……』
???
「いつまでもお兄ちゃん、お兄ちゃん……本当にうるさいねぇ」
サトシ
「誰だ!?」
──シュタ
サトシは先程の声の主をにらみ、スカイをかばうように立った。カノンとラティアスはサトシの声に驚き、彼の目線の先にいる人物を見る。
???
「そこをどきな、ボウヤ」
サトシ
「何っ!?」
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