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正直、スカイは驚いた。“ラティオス”という種族は姿を消したり、人間に変身したりなどできるのだが、テレパシーを使っているためお互いの位置などが解るのだ。その事は、“ラティアス”という種族にも言える。
だから時々仲間同士で間違う事はあっても、人間と間違える事は無いはずだ。
スカイ
「……ねぇラティアス、なんで君のお兄さんと僕を間違えたんだい?」
ラティアス
『スカイ君とお兄ちゃんの気配が同じだったし、わたしがテレパシーを送ったら“ラティアス”って返事が聞こえたから……』
スカイ
「そうだったんだ……でも何でテレパシーが?」
カノン
「……もしかしたら、心のしずくと護神の力に何か秘密があるんじゃないかしら」
サトシ
「どういう事なんだ?」
サトシはスカイとカノンの方に来ながら言った。
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