【第3章・護神祭】

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 開催セレモニーのイベントも終盤になってきた。いつの間にか辺りは神聖な空気に包まれている。 カノン 「さぁ、この開催セレモニーも終わりに近づいてきました。それではこの会のメインイベント、“捧げの儀式”を行います!」 「後ろの祭壇をご覧下さい!」  カノンの言葉に観客は一斉に祭壇の方を向き、祭壇にはスポットライトが当てる。カノンと同じ顔の少女――ラティアスが、祭壇に供える物を持って登場した。様々な果物や神具、生け贄に見立てたポケモンの木彫りなど……。なんとその中には心のしずくまであった。 サトシ 「心のしずくって大事な物なのに……良いのか?」
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