【第4章・スカイの過去】

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サトシ 「スカイがラティオスだったって、どういう事だよ!?それにカノン、“やっぱり”って事は知ってたのか!?」 カノン 「“知ってた”というより、“だと思ってた”が正しいわ」 サトシ 「どういう事だ?」 カノン 「スカイ君の腕がポケモンの腕に変わっているのを見て、何のポケモンのかすぐわかったわ。それで、スカイ君はラティオスなんじゃないかって……」 サトシ 「ふーん、そうだったのか……」  そう言うとサトシは今もまだ気絶している、スカイであろうラティオスを見た。ラティアスが心配そうに彼──兄・ラティオスによく似たスカイの手を握りしめている。 ラティアス 『お兄ちゃん……』 ??? 「いつまでもお兄ちゃん、お兄ちゃん……本当にうるさいねぇ」 サトシ 「誰だ!?」 ──シュタ  サトシは先程の声の主をにらみ、スカイをかばうように立った。カノンとラティアスはサトシの声に驚き、彼の目線の先にいる人物を見る。 ??? 「そこをどきな、ボウヤ」 サトシ 「何っ!?」
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