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カノン
「そう、手紙!『今度のお祭りにサトシ君も来ない?』って」
ラティアス
『サトシ君に?!』
ラティアスは「サトシ」と言う名前を聞くと、一気に顔が輝いた。
カノン
「そう!だから今度のお祭りの時に会えるかもしれないよ?」
ラティアス
『本当?!嬉しい……!』
嬉しそうにしているラティアスを見ると安心したかのように、ニッコリと笑みを浮かべる。
カノン
「それじゃラティアス、また後でね?」
小さく手を振り去っていくカノンに、ラティアスも手を振った。
ラティアス
『早くサトシ君に会いたいなぁ……。』
ラティアスは祭りが待ち遠しい様子だ。
真上を見ると、そこには雲一つない空が広がっていた。空は、まるでラティオスのような青色をしていた。
―to be continued―
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