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一度ボールを相手に渡し、ＰＧ役の哲人に戻す
ここから試合開始だ
コートの角にいた帽子の男が時計を動かした
哲人『あれがタイムキーパー役か…』
相手ＤＦが迫ってくる
哲人はかわすように右手から和季にパスをだす
和季「おっと」
パスがいい方向には飛ばず、和季の後ろにとんでしまった
ﾊﾟｼｯ
和季は腕を後ろに伸ばし、なんとかキャッチ
哲人「わり…‼」
詫びの言葉をかける瞬間、和季はロールで相手をかわしていた
相手Ｃ「なに‼」
和季は減速した
相手Ｃ「ミドルか‼」
素早く距離をつめるＣ
和季の手にはボールがなかった
代わりに掴んでいたのはナオだった
ﾊﾞｽｯ‼
ナオはフリーで余裕に決めた
和季「ナイッシュ🎵」
チームメイトの俺とナオは驚いていた…
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