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強い口調で問いつめる勝也だった
『俺に言えんような相手なんか!』
「別にいいやん もう私ら別れてんやろ!連絡もないし、もう終わりと思ってたから」
『もうええ!切るわ』
電話は終わった
パチンコ屋を出てしばらくすると、また電話が鳴った
『今どこや!今から逢うから来い!お前が来んなら、俺が行く!』
こんな怖い勝也初めて
何かあった時のために、ユリはタカに電話で全てを話した
言われるがままに待ち合わせ場所に到着
車から降りてきた勝也
今まで見たことない形相
『電話貸せ!』
携帯電話を取り上げるために勝也は必死だった
力づくでユリから携帯電話を取り上げられ、ユリは仕方なくタカに電話を…
「お前な、人の女に手出しやがって!どこに住んでるや!今から行って殺したるからな!…」
電話を切った後、勝也の気持ちが落ち着くまで帰れない状態…
とにかく、悪夢のような時間は過ぎ、それぞれの家に帰ることができた
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