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「ユリは無理!友達でおることなんかできひん!勝也に彼女ができたとか聞いたら、普通でなんかおれへんもん!ズルイよ!ズルすぎるよ勝也!お前がいらんから、別れるんやって言うてよ でないとユリは余計に辛いんやから」
『嫌いやないのに、嫌いなんて言えへんやん また戻るかもしれんし…』
ユリは震えてた…
胸が締め付けられ、心が痛かった
何故?どうして?あんなに苦しい思いして、やっぱり勝也って戻る決意したんだよ!
「結婚しようって、あれは嘘やったん?」
『嘘やないよ、そう思ったから言うたんや…』
いくら言っても、泣いても、勝也の気持ちは変わらないことをユリはわかっていた
勝也自身がわかっていないメル友のエミの存在が勝也をそうさせていることも…
だから、納得するしかなかった
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