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カミソリを手首に当てた…血…
悔しくてカミソリを握り締め、掌が切傷だらけになった…
タカからの電話
何回目だったんだろう？…
『何してんや！アホなことすんなや！』
「血が出てるよ…」
『お前はアホか！』
「アホアホって言わんとって！アホやから、死んだらいいんやろ！」
『違うやろ！今から行くから…ユリ落ち着いて…』
「来ないでいい！来たらもっと切ったる！自分で包帯買ってちゃんとする…痛いよ…」
ユリは少しずつ落ち着いていき、血を洗い、近くのコンビニで包帯とガーゼを買い、傷口に巻いた…
今から準夜の仕事…落ち着かなきゃ仕方ないこともわかっていたから…
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