叫び

5/5
前へ
/146ページ
次へ
そんなユリの心の叫びは、どんなに叫んでも、泣いても、勝也には響かないこともわかっていた 勝也に自分が思っていた気持ちをぶつけても、答えは… 『ユリの気持ちはわかってたよ…ユリはホンマにようしてくれる子やったよ』 という過去形だったから… 勝也の中では、もう終わっていることもユリはわかっていた ただ、ユリの心は、それを受け入れることができなかった
/146ページ

最初のコメントを投稿しよう!

63人が本棚に入れています
本棚に追加