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葉子は一週間前から、体調を崩したと言うのは嘘であった、葉子自信が急に学校には行きたくないと言い出したのだと言う、庄之助が何度も説得したが駄目だったと言う。
「おじさん、上がらせてもらってもいいですか?」
庄之助の承諾を得て、正彦は葉子の部屋へと向かった、部屋のドア越しに葉子と会話した。
「葉子ちゃん、僕だよ。どうしたの?何か嫌な事でもあったの?」
「正彦君‥、ええ、そうよ嫌な事だらけよ!」
「いったい何が‥、」
「全部よ!皆私の事冷たい目で見るのよ!どうして!どうして私だけこんなめに‥‥!正彦君だって本当は迷惑しているんでしょ!」
「迷惑だなんて、そんな事ないよ。」
「嘘よ!もういいのほっといてよ!何処にも行きたくないのよ!」
「葉子ちゃん‥‥。」
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