1章
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正彦は、この日以降も何度か葉子の家へ通ったが学校へは行こうとしなかった。 それからしばらくして、葉子は本当に体調を崩してしまい入院してしまったのである。 正彦は葉子のお見舞いに何度か足をはこんだ、しかし、中年三年と言えば受験も控えており、学業に追われはじめた。 日が立つにつれ正彦は葉子の事を気にする事が少なくなっていったのである。
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