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葉子はベッドに横になっている、少し離れた所からソードが葉子を見ている。
彼女を見ていると不思議と胸が締め付けられる、まるで生きていた時のようだ。
「胸が締め付けられる、不思議な感覚だ‥。」
ポロッと出た独り言だった。
「え!誰!?」
葉子が慌てて起き上がる。
「え?」
ソードは辺りを見回した、葉子が自分の言葉に反応するはずがない、誰か来たのだろうか。
「あなたは?いつからそこに?」
もう一度辺りを見回したが、病室には葉子とソード以外は見当たらない、間違いなくソードへと発せられた言葉である。
「私の姿が見えるのですか?」
「何を言ってるの、見えてるわよ、貴方ずっとそこにいた?」
「え?いえ、その‥。」
姿が見える事に驚きを隠せない。
「ふふっ、おかしな人。」
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