3章

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葉子は一人残された病室で後悔した。 みっともない、いつもよくしてくれる父親にあたるなんて‥、死神が来たから?いや、そんな事は関係ないの。 もう疲れた‥‥、このまま生きていてもし病気が治っても、一体私に何があると言うの?友達も、恋人もいない、一番楽しいはずの時期を、私はただ何もない病院のベッドの上で暮らしてきたのよ‥‥。 どうして私だけ‥‥‥? どうして私なの‥‥?
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