4章

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「彼女が自殺してしまうと、私はどうなるのですか?」 「ん~、もう一度別の人間についてもらう事になるでしょうね、知ってのとおり、自殺者の魂は天界へ導けません、なぜなら自殺者は魂になれないからです、死んだ瞬間この世から消えてしまいます、永遠に。」 「永遠に‥‥‥。」 「今回の場合はしかたありませんね、早急に担当する人間を変えてもらいましょう、今度はきちんと手違いのないよう男性にね。」 「彼女は?」 「まだ自殺すると決まった訳ではありませんが、初めて担当するには少し問題がありすぎますね。」 「問題ですか、自殺以外に何か?」 「ソード、君に問題があるのでは?」 「私にですか?」 「ええ」
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