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ソードは目を輝かせながら言った。
「そうですよね、魂を救う!それも私達の仕事ですね!」
「ええ、あ!ただ、寿命を伸ばしたりするような事は駄目ですからね、ものすごく怒られますから。」
「はい、はは、その話しって、天界ではかなり有名な話しですよね。」
「ええ、私も若かったですからね。」
スレイブはその昔、子供の魂を迎えに行った、するとその子の母親に姿を見られたのです。
その子が死んだら自分も死ね気だったのでしょう、見られた以上自分は死神だとスレイブは名乗りました、そして案の定息子を助けてくれとスレイブはせがまれました。
若かったスレイブは親の寿命の半分を、息子に与えると言う掟破りな行動を起こしたのでした。
「でも私は、あの時の行動は間違っていたとは思っていませんよ。」
「その気持ち、今なら分かる気がします。」
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