4章

16/17

38人が本棚に入れています
本棚に追加
/100ページ
「本当なら、一緒に学校に通って色々話をしたり、将来を語り合ったり、そんな事夢見ていたけど、迷惑ばかりかけていたから自分から距離を置いていたわ……、もっとお話したかったな……。」 「じゃぁ、話してみましょうか。」 「え?」 「さっき言いましたよね、死神にも色々いると。」 「ええ。」 「私の先輩の死神は、死ぬ間際にその人のしたい事を聞いて、できる限り叶えてあげるらしいです。」 「へぇ、いい死神さんなのね。」 「真似する訳ではありませんが、私にもさせてもらえませんか?」 「私のしたい事?」 「はい、あ!ただし寿命を伸ばしてほしいとかは無理ですが。」 「そうなんだ。」 「戻ってみませんか?過去に!」
/100ページ

最初のコメントを投稿しよう!

38人が本棚に入れています
本棚に追加