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天界の一室でソードがスレイブに本日の報告書を提示している。
スレイブはソードの顔を見上げて問い掛けた。
「まぁ、報告書はこれでいいでしょう、下手に姿を見られたなどとは書かないほうがいいですね。」
「はい。」
「今日はずっと彼女の所に?」
「え?ええ…。」
「本当ですか?こちらで貴方を見たと言う者がいたのですが。」
「死神違いではないでしょうか、見間違いかも。」
「なるほど……、一つ言っておきます、人間に干渉するなとは言いません、私が常習犯ですから、しかし干渉し過ぎては駄目です、いいですね?」
スレイブは険しい顔つきで念を押すように言った。
「はい、わかっています。」
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