5章

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スレイブは頭を掻きながら。 「返事はいつもいいのですがね……、何をしようとしているか教えて貰えませんか?」 「そ、それは……、実は彼女は会いたい人間がいると、名前は谷山正彦。」 「その人を連れてくるのですか?」 「いいえ、それが…。」 「ん?」 「その、現在の谷山正彦に会うのは怖いと、しかし過去の彼にならばと…。」 「過去!まさか君は!」 「す!すいません!」 「禁書を持ち出したんですか!?」 「お願いします、使わせて下さい!」 「まさか、よりによって禁書とは…。」 禁書とは、いままでに存在した死神の中には、時折邪悪な心をもったものや、スレイブのように人間に干渉し過ぎる者など存在した、それらが行った行動や、死神の力を使った行為を禁書に印、その行為を封印したものである、その封印された行為をこの禁書無しで行った場合、その死神は消滅してしまう。
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