5章

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名津美が出て行き、急に静まり返った病室を葉子は見渡した。 「ソードさん?」 「はい、ここにいます。」 そう言ってソードは姿を現した。 「良かった、来てくれたのね。」 「はい、約束は破りません、見つけてきましたよ、過去に戻る方法を。」 「本当に!」 「はい、以前に同じような事を行った死神がいました、その方法を記した本がありました。」 「方法って?」 「これを説明するのは難しいですね、私達の力の使い方の違いなんです。」 「力?」 「こちらで言うと、魔法みたいなものですかね。」 「魔法が使えるの?」 「本当は少し違うと思うのですが、似た様なものです。」 「へぇ~。」
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