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「葉子ちゃん!学校行こう~!」
「おお、正彦君おはよう。」
「あ、おじさんおはようございます。」
「ちょっと待ってくれな。」
「はい。」
約13年前の光景、それを空から見下ろしている葉子(の魂)とソード。
「懐かしいなぁ~。」
「あれが正彦さんですか…?」
「そう、あ!今出て来た車椅子の子が私よ、ふふ、お父さん若い。」
「……!」
考えこむソード。
「どうかしたの?ソードさん…。」
「いえ!行きたい時期があれば言って下さい、自由に移動は可能です。」
「それじゃ、もう少し後がいいわ、中学三年ぐらい、私が入院してしまった後。」
「わかりました、どのくらい後かわかりますか?」
「今は小学六年生くらいだと思うから、三年後ね。」
「わかりました。」
(何故だろう…、この景色、昔に見た事がある気がする…、死神になってまだ間もない…、気のせいだな…。)
「ソードさん?」
「あ!スイマセン!」!
ソードのもつ本が不思議な光を放ち、二人を包みこむ。
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