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「正彦君だわ!中学生の!」
「よかった、時期はちゃんと進んだようですね。」
「あの名札は三年の色だわ、懐かしいなぁ~。」
「あ、そうだ葉子さん。自分の身体が浮くイメージをもってみて下さい。」
「え?浮く?」
「はい、そして跳ぶようなイメージをもって。」
「ええ…。」
葉子の身体(正確には魂だけだが。)が宙に浮いた。
「すごい、一人でも跳べるのね。」
「はい、魂の状態ならイメージ通りの動きが可能です、それであの…、この後なんですが。私は一人で病室に戻り少し休みたいのですが。」
「え!」
「大丈夫です、貴女の姿は誰にも見えないはずですから。」
「わかったわ、好きに動き回ってもいいのね。」
「はい、すぐに戻りますから。」
「ええ、わかったわ。」
笑みを浮かべたソードの姿が一瞬光りそして消えた。
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