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そして、明日もう一度だけ過去へ跳ぶ事。
「それは駄目です、禁書は返して貰います。」
「そんな!お願いします、もう一度だけですから。」
「貴方は自分の状態をわかってるんですか?」
大した事無いと言わないばかりに、衣類のイメージを戻し先程までとは別人の様にスレイブを睨みつけた。
「お願いします、もう一度だけですから。」
「ソード…、わかりました!無理しないで、何処にそんな力が…。」
「あ、ありがとうございます…。」
ソードは床に倒れこんだ。
「ソード!」
スレイブはソードを抱き起こしソファーへと運んだ。
「す、すいません…、先輩…。」
「しっかりして…、こんな状態で明日大丈夫だろうか?」
「大丈夫です!明日になれば…、きっと…。」
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