38人が本棚に入れています
本棚に追加
「わかりました、もう止めませんから。」
「ありがとうございます。」
ソファーに横になっているソードにスレイブは問い掛けた。
「谷山正彦は桜庭葉子の魂が見えたのですね。」
「は、はい…。」
「やはり…。」
「理由は分かりません…。」
「そのままで聞いてください、谷山正彦は自殺するつもりだったと思います、それで魂が見えたのでしょう。」
「え!」
起き上がろうとしたソードを、スレイブは抑えて続けた。
「実は今日、谷山正彦の事を調べたんです、すると彼はすでに死んでいました。」
「え!そんな!」
スレイブは大きなファイルを取り出しページをめくり始めた。
最初のコメントを投稿しよう!