7章

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桜庭葉子の病室。 部屋には葉子と名津美がいる、ソードは部屋の外で様子を見ている、部屋には葉子と名津美の笑い声が響いている。 「葉子さん、ここ数日は別人みたいね。」 「そうかしら?」 「だって、まえはそんな笑顔見せてくれなかったもの。」 「ふふ、そうだったかしら。」 院内放送で名津美が呼び出された。 「いけない!それじゃ、行くわね、また後で。」 「ええ。」 名津美は急いで病室をでた、落ち着かない女性である。 名津美と入れ替わる様にソードは病室へ入った。 「お待たせしました。」 「ソードさん。」 「では、早速いきましょうか。」 「身体は大丈夫なの?」 「心配には及びませんよ、しかし今回で最後です、いいですね?」 「ええ…。」
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