第一章:目撃

3/6
前へ
/620ページ
次へ
「この公園…ホントに真っ暗だな…誰かいたって全くわからないんじゃないか?」 恐らくここでは自分以外に人がいても相手が動いていない限り気付くことは無理だろう。 「外灯ぐらいつければいいのに…」 ジュンはコーヒーを買うため、自動販売機を探した。 暗い公園で、自動販売機だけが明るく光っていたのですぐに見つかった。 「ふぅ…あったか~いのコーヒーをいただくか」 熱いコーヒーを持ち、静かな暗い公園のベンチでもう一息つく。 時間は21時を回っていた。
/620ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7938人が本棚に入れています
本棚に追加