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ジュンはどこか抜けているが頭は良い。ただ抜けている部分がかなり大きいのかもしれない。
夢は弁護士か医者…ジュンの成績では正直なところ、無理ではなかった。
むしろ普通に大学に行けてさえいれば、その夢は叶っていただろう。ただ抜けすぎていただけで夢は叶わなかった。
「はぁ…将来の夢か…俺この先どうなるんだろうな…」
ジュンはコーヒーを飲み干したのでベンチをたった。
空では雲と月が重なり辺りは真っ暗になっている。
ジュンはだるそうに歩きだした。
…その瞬間
一発の銃声が辺り一帯に鳴り響いた。
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