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―“友達”―
ただそれだけで
必然的に引かれる境界線
それ以上、
越えることはない…
だって、
僕自身が
招き入れてしまったから。
君への想いを
伝えられなかった
自分への天罰というのか…
君は僕の友達と
一緒になってしまった。
君の僕への存在はきっと
“良い友達”
“良き相談相手”
その程度なのだろう…
もう……
思ってばかりは
いられない時が来た。
この綺麗に回ってる
友情の歯車を……
僕の手で破壊するしかない。
残酷だけれど、
どうせ…
叶わないなら
想いを伝えて
散ったほうがましだ。
この…
朽ち果てようとしてる
真紅の薔薇の様に…―――
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