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駐車場に車を停めて
手を繋いで展望台まで歩く
遮る物がなく広がるﾊﾟﾉﾗﾏの夜景
『明りが増えたねぇ…』
あれから数年
地元も少しずつ栄えているのか
これだけ地元に帰りたかったのは初めてだ
実家に帰って来た間の話を可奈がﾎﾟﾂﾘﾎﾟﾂﾘと話しだす
色々考えて悩んでいたんだろう
でも前より穏やかな顔をしているのに俺は安心した
話を聴いて
思い出話を語る
あの時…
ああしていたら…
こうしていたら…
離れなければ…
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