第六章『fatigue from various』

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―――俺たちは今 二人で買い物に向かっている 「ボーリング…どうだった?」 美月が不意に聞いてきた。 「疲れたよ…特に “往復”でな」 それを聞いた美月は 『やっぱりね』 という風な顔で笑った 「知ってたんなら教えてくれよー」 美月は舌を出し 「てへっ」 と言った 「…別にかわいくないぞ」 いや、実際は ―――かわいい――― それも“すごく”な
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