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そのせいで急に照れくさくなって距離を置いた
それを道を間違えたと思ったのだろう、美月は
「あ、そっちは違うよ」
と言ってきた
その瞬間はなんと事だか分からなかったが、すぐに気づいた
「おっ、悪ぃ」
そう言って俺は再び美月の隣に並んだ
改めて思うと、
俺、こんな可愛い女子と今
一緒に住んでるんだよな……
それってもの凄く運がいいことだろ?
昔、大の仲良しだった光とも再会したわけだし……
“人生の岐路”到来か?
―――こう考えた時の俺って…
もの凄く浮かれてたんだよな。
こんな浮ついた気持ちでいたからさ
あんな事になった………
そうなんだろう…な――――
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