第六章『fatigue from various』

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そのせいで急に照れくさくなって距離を置いた それを道を間違えたと思ったのだろう、美月は 「あ、そっちは違うよ」 と言ってきた その瞬間はなんと事だか分からなかったが、すぐに気づいた 「おっ、悪ぃ」 そう言って俺は再び美月の隣に並んだ 改めて思うと、 俺、こんな可愛い女子と今 一緒に住んでるんだよな…… それってもの凄く運がいいことだろ? 昔、大の仲良しだった光とも再会したわけだし…… “人生の岐路”到来か? ―――こう考えた時の俺って… もの凄く浮かれてたんだよな。 こんな浮ついた気持ちでいたからさ あんな事になった……… そうなんだろう…な――――
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