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俺は光に近づき声をかけた
「―――大丈夫か?光…」
すると光は、ここが俺の家の前ということを知らないと分かるくらい、はっと驚いた顔をした
「…よ、陽太?」
すると光はフラッとなり俺に倒れ込んだ
「わ、ちょっ、何してんだ?」
そしてそのまま俺に泣きついた
「あ…あ、あたしね!あ……」
外灯が近くに無いため
暗くてよく見えないが
光の顔は涙でぐちゃぐちゃになっているのがなんとなくわかる
その異様な表情に、俺は何も出来ないでいた
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