第六章『fatigue from various』

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「使って一時間半かかる近道なんて近道言わんけぇの」 それはそうだけどさ 流石にそれは酷いんじゃないか? 俺はゲラゲラと笑っているおっチャンの両肩を掴み、思いっきり揺さぶった 「このやろ―!」 「うお、や、やめれー」 腕が疲れるまでやってやろうと思ったが時間がもったいないのでおっチャンを離した 「さっさと入ろうか」 俺たちは、目を回しているおっチャンをほっといてボーリング場に入った 「ワシを置いてくなー!」
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