第六章『fatigue from various』

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勝負は結局5点差で光の勝利に終わった 光は満点の笑みを浮かべ 「やったね!」 おっチャンは隣で跪いている 「あー悔しい! もう手ぇ動かんしの…」 「おまえらやりすぎだよ」 明日も学校あるしな、適度に切り上げた方が正解だろうな。 そうして俺たちは帰路についた。 まだ明るい時間帯なので山を通っても怖くわないが… 光とおっチャンが腕が痛くて自転車を押して上がれないので 山を迂回して帰った その日、家に帰ると7時を過ぎていた もちろん、夜の7時だけどな
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